奇妙な海の動物群、繁栄続く=約5億年前の化石発見−モロッコ(時事通信)
2010年 05月 18日
アフリカ北西部モロッコの古生代オルドビス紀(5億〜4億4000万年前)前期の地層から、それより古いカンブリア紀(5億4000万〜5億年前)に繁栄した奇妙な海の動物群とよく似た化石が約1500個見つかった。米エール大などの国際研究チームが13日付の英科学誌ネイチャーに発表した。これらの動物群は、これまで考えられていたより長く生息していた可能性が高いという。
カンブリア紀の動物群は、カナダ西部の「バージェス頁岩(けつがん)」で見つかった三葉虫や、エビに似た「アノマロカリス」などの化石が知られる。動物の種類が急増した後で、現存種の祖先とみられる種もいたが、全身とげに覆われた奇妙な形の絶滅種が多かった。
地球上の大陸が移動と集散を繰り返していた時代で、これらの動物群は、当時は温暖な低緯度地方に生息し、カンブリア紀の中期後半には大半が絶滅したと推測されてきた。しかし、オルドビス紀前期に、当時は南極に近かったモロッコでよく似た化石が多数見つかったことから、繁栄が長く、地球規模で続いたと考えられるという。
【関連ニュース】
・ 特集・恐竜図鑑〜新種の翼竜、あごに多数の歯〜
・ 〔写真特集〕動物の赤ちゃん
・ 〔写真特集〕生命の歴史 太古の生物
・ 〔写真特集〕巨大海洋生物 ホオジロザメとその仲間
・ テン、富山の動物園へ=トキのケージで捕獲
・ <カンヌ映画祭>開幕 北野作品など19作出品(毎日新聞)
・ バカラ賭博容疑で16人逮捕=300万円を押収−警視庁(時事通信)
・ ニセ医師「病院や市民に迷惑かけた」反省の言葉(読売新聞)
・ <サカキ>伐採し持ち去り 東大大学院の愛知演習林から(毎日新聞)
・ 谷亮子さん 参院選に民主党から出馬…10日夕、表明へ(毎日新聞)
カンブリア紀の動物群は、カナダ西部の「バージェス頁岩(けつがん)」で見つかった三葉虫や、エビに似た「アノマロカリス」などの化石が知られる。動物の種類が急増した後で、現存種の祖先とみられる種もいたが、全身とげに覆われた奇妙な形の絶滅種が多かった。
地球上の大陸が移動と集散を繰り返していた時代で、これらの動物群は、当時は温暖な低緯度地方に生息し、カンブリア紀の中期後半には大半が絶滅したと推測されてきた。しかし、オルドビス紀前期に、当時は南極に近かったモロッコでよく似た化石が多数見つかったことから、繁栄が長く、地球規模で続いたと考えられるという。
【関連ニュース】
・ 特集・恐竜図鑑〜新種の翼竜、あごに多数の歯〜
・ 〔写真特集〕動物の赤ちゃん
・ 〔写真特集〕生命の歴史 太古の生物
・ 〔写真特集〕巨大海洋生物 ホオジロザメとその仲間
・ テン、富山の動物園へ=トキのケージで捕獲
・ <カンヌ映画祭>開幕 北野作品など19作出品(毎日新聞)
・ バカラ賭博容疑で16人逮捕=300万円を押収−警視庁(時事通信)
・ ニセ医師「病院や市民に迷惑かけた」反省の言葉(読売新聞)
・ <サカキ>伐採し持ち去り 東大大学院の愛知演習林から(毎日新聞)
・ 谷亮子さん 参院選に民主党から出馬…10日夕、表明へ(毎日新聞)
by yothmlvajp
| 2010-05-18 21:43