京都「四条京町家」、財政難で閉館へ(読売新聞)
2010年 01月 15日
築100年になる京町家を見物できる京都市伝統産業振興館「四条京町家」(下京区四条通西洞院東入る)が3月いっぱいで閉館する。
個人所有の町家を市が借り上げて一般公開してきたが、市の財政難による事業見直しで借り上げ継続が難しくなった。年間約5万人の観光客が訪れ、市民にも親しまれており、閉館を惜しむ声が上がっている。
同町家は、1910年(明治43年)、鋼材卸商の隠居地として建てられた。「通り庭」と呼ばれる細長い土間に沿う形で、玄関、台所、奥の間、蔵などが並び、「おくどさん」と呼ばれるかまどや井戸が残っている。
99年に一度、取り壊しの話が持ち上がったが、中京区の麻製造販売会社社長、小泉光太郎さん(73)が「四条通に残る貴重な町家を残したい」と購入し、町家の生活文化を学ぶ塾を開いて活用した。
市もその価値を認めて2002年からは、小泉さんから家屋を借り上げ、運営を京都伝統産業青年会に委託。内部を公開し、催しや展示の会場として市民グループなどに貸し出してきた。
市は賃料や運営委託費などで年間約1750万円を支出するが、09年1月、「飲食店など町家を利用する民間施設も増えている」(市伝統産業課)と判断し、市の事業としての活用はやめることにした。
一方、小泉さんは「昔の面影を変えずに活用できる方法を考えていきたい」と話している。
同町家では、10、11両日に新春恒例の催し「町家で過ごすお正月」(京都伝統産業青年会など主催)を開催。カルタ、すごろくなどの伝統的な遊びを体験でき、10日は書き初め大会、11日は餅つき体験、振る舞い餅などが行われる。無料で予約不要。
問い合わせは同館(075・213・0350)へ。
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同町家は、1910年(明治43年)、鋼材卸商の隠居地として建てられた。「通り庭」と呼ばれる細長い土間に沿う形で、玄関、台所、奥の間、蔵などが並び、「おくどさん」と呼ばれるかまどや井戸が残っている。
99年に一度、取り壊しの話が持ち上がったが、中京区の麻製造販売会社社長、小泉光太郎さん(73)が「四条通に残る貴重な町家を残したい」と購入し、町家の生活文化を学ぶ塾を開いて活用した。
市もその価値を認めて2002年からは、小泉さんから家屋を借り上げ、運営を京都伝統産業青年会に委託。内部を公開し、催しや展示の会場として市民グループなどに貸し出してきた。
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同町家では、10、11両日に新春恒例の催し「町家で過ごすお正月」(京都伝統産業青年会など主催)を開催。カルタ、すごろくなどの伝統的な遊びを体験でき、10日は書き初め大会、11日は餅つき体験、振る舞い餅などが行われる。無料で予約不要。
問い合わせは同館(075・213・0350)へ。
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by yothmlvajp
| 2010-01-15 12:48